時計台占拠(京大の時計台に梯子を掛け、登頂を目指す恒例行事)参加者に対して、処分に向けた呼び出しが来ました

 

 熊野寮自治会は、学生への規制を強化する一方でその学生らとの対話に一切応じない大学当局の姿勢を受け、その抑圧された現状を打破するために2020年11月27日に時計台占拠を実行した。そして2021年2月16日、「聴き取り調査の実施、弁明の機会の付与について」と称して時計台占拠参加者数名が呼び出された。

 

 この呼び出しは、非公開・証拠の提示なし・弁護士含む第三者の同伴禁止などの不当な条件の下で行われる。これでは強権的かつ恣意的な証言の解釈が行われる、本人の意思に関わらず謝罪と反省を迫られるといった危険性がある。そしてなにより、当局に対して弱い立場にある学生に、一方的に行為を押し付ける不均衡な構図自体がハラスメントである。

 

 そもそもこの時計台占拠は熊野寮自治会の責任の下で行われた。本来ならば、参加者個人を呼び出すのではなく、自治会と話し合いの場が設けられるべきである。我々熊野寮自治会は、この呼び出しを断固として許さない。寮生・寮外生問わず当該学生と団結し、当局に対抗していく。

 

2021年2月22日

熊野寮自治会